カナダグランプリについて
カナダグランプリは、モントリオールにある「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」で開催される。このサーキットは美しいノートルダム島に位置し、その特性とコーナーは独特で、多くのドライバーやファンに愛されている。
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットの特徴
- 全長: 4.361 km (2.71 miles)
- コーナー数: 14
- 最大速度: 約340 km/h (211 mph)
- ラップレコード: 1分13秒078(2023年、シャルル・ルクレール)
主要なセクション
- ピットストレート: 高速の直線でスタート/フィニッシュラインがあり、DRS(ドラッグ・リダクション・システム)が使用可能。
- ターン1-2(センナ・シケイン): スタート直後のシケインで、多くのオーバーテイクが見られる。
- ターン3-4: 高速の右左の連続コーナーで、かなりトリッキーな連続コーナーである。
- ターン6-7: 中速の左右のコーナー。綺麗にラインを通過しないとタイムロスが生まれる。
- ターン10(ヘアピン): 低速のヘアピンカーブで、ブレーキングポイントが難しく、この後続くストレートに向けて綺麗にトラクションをかけないといけない。
- ターン12-13(ウォール・オブ・チャンピオンズ): 高速シケインで、出口にある壁に何人ものチャンピオンが接触したことから名付けられた。
特筆すべきポイント
- DRSゾーン: サーキットには2つのDRSゾーンが設定されており、オーバーテイクの機会を提供します。
- 天候の影響: モントリオールの気候は変わりやすく、レース中に天候が急変することがあります。雨天レースも多く見られます。
タイヤ戦略
2023年カナダグランプリは、ドライバーごとに様々なタイヤ戦略が見られた。前日の雨の影響により、路面コンディションが変動しやすく、タイヤ戦略に多くのチームが悩まされた。多くのドライバーは2ストップ戦略を採用したが、1ストップ戦略を採用したチームもあった。以下が2023年のタイヤ戦略である。
スタートコンパウンド
- 16人のドライバーがミディアムタイヤ(C4)でスタート。
- 3人のドライバー(ペレス、ボッタス、マグヌッセン)がハードタイヤ(C3)でスタート。
- ガスリーはソフトタイヤ(C5)でスタートした。
印象だったタイヤ戦略
- アルボンはハードタイヤで58周という印象的な長距離を走行し、7位でフィニッシュしました。
- ミディアムタイヤの最長スティントはルクレールが達成し、39周を走行しました 。
去年のレースはドライコンディションで始まったが、予選中の雨の影響でコースはまだグリップがない状態で、タイヤのパフォーマンスが早く劣化した。フェルスタッペン、ハミルトン、アロンソの表彰台メンバーは、ミディアムタイヤでスタートし、セーフティカー期間中にハードタイヤに交換し、その後彼らはミディアムタイヤに交換した。
私のレース戦略と結果予想
私は今年からDRSを2週目から使うことができるため、レース直後からオーバーテイクが多く起こるのではないかと思う。そのため、スタートタイヤをソフトタイヤにして、序盤にオーバーテイクをし、アンダーカットするのが下位チームや予選に失敗したドライバーは採用するのではないかと思う。またレース終盤はコースにラバーがのっていくため、去年のアルボンのように終盤までタイヤを持たせ、直線の速いマシーンであれば、うまく順位をキープすることができるかもしれないと思う。私のレースの予想としてはレッドブル、フェラーリ、マクラーレンのどこが優勝してもおかしくない気もするが、私はフェルスタッペンが優勝するのではないかと思う。フェラーリはイモラグランプリで入れたアップデートにより、低速コーナーでのスピードやリアの挙動が安定したことによりこのレースでもかなりの競争力のあるマシーンになってきた。モナコでの優勝もあり、かなり期待できるが私のイメージではレース終了後にフェルスタッペンが一番上に立っているイメージが浮かんできてしまう。マクラーレンもかなり戦闘力のあるマシーンであるが、優勝には届かない気がする。また、ポイント争いではハースにはかなりの期待を持つことができる。ストレートが速く、何かしらの戦略をもってきて、ポイント獲得するのではないかと思っている。いろいろな噂がある中で来シーズンの去就が決まってないドライバーにとっては特に、大事なレースになるのではないかと思う。決勝レースは日本時間6月10日午前3時
#F1
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